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鏡の国の針栖川 1巻

鏡の国の針栖川 1 (ジャンプコミックス)
鏡の国の針栖川 1巻
叶恭弘
集英社

鏡の中に閉じ込められてしまった針栖川が元に戻るためには。

とある事故により鏡の中の世界に閉じ込められてしまった男子高校生、針栖川と
彼が閉じ込められている鏡の持ち主、真桜が
針栖川を元に戻すためにがんばるラブコメ作品。
鏡の中の世界に閉じ込められてしまったけれど、
鏡の中と外で、お互いの姿を見ることもできるし話もすることができる上
条件によってはいろんな鏡を通して元の世界の様子を見ることができる針栖川。
鏡が置いてある場所といえば、
個人の部屋や更衣室、お風呂場など
プライベート空間なものだから、
着替えの場面とか、シャワーやお風呂の場面とか、
元気いっぱいの高校生な針栖川には
見たくて見たくてたまらない場面と出くわすことも多々。
でも、鏡の外の世界から針栖川の事を見ることができてしまう上
その姿を見られる訳にいかないので、
針栖川にとっては、見たくても見られない、ある意味拷問状態。
そんな状況下、針栖川を元に戻すためにいろいろ奮闘する2人の
ドタバタ劇が楽しい作品。

お互い実は好き合っているけれど
お互いがお互いを誤解しているせいでなかなか関係が進まないじれったい感じが
少年誌の恋愛ものらしいねえ。
しかも、針栖川がワンチャンスで自身の恋を成就させないといけないという障壁のために
この王道部分がより強調されていて、
より面白いことになっている。
真桜が、針栖川が好きな相手だと誤解している松川と
針栖川の関係も
実際にフラグが立っちゃって
本当に三角関係になりかけて、
こちらの展開も気になるところ。
変化球な設定を上手く利用して
ストレートな王道展開を面白く持っていってる、
良い感じなラブコメ作品になりそうな感じ。

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ほんとにあった!霊媒先生 10巻

ほんとにあった!霊媒先生(10) (ライバルKC)
ほんとにあった!霊媒先生 10巻
松本ひで吉
講談社

何事もなかったかのように、また新たな年度が始まり。

自由奔放霊媒先生と愉快な生徒、物の怪たちのドタバタ日常劇も10巻目。
妖怪や幽霊たちを使った人外ネタはもちろん、
日常の小ネタのキレもどんどん上がってるな、
今巻は特に、
女物の下着をつける男ネタが、ツボ過ぎ。

夏の海で海水浴だけでなく
アキラ先輩の家の銭湯で入浴、なエピソードもあって
サービス満点なはずなのに
何故か全くうれしくない今巻。
面白いから良いんだけどね、
海水浴では、七人ミサキと対決しちゃうし、
銭湯話では、隠すべきところを隠す不自然過ぎる描写が高度なギャグだし。

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マンガで分かる心療内科 5巻

マンガで分かる心療内科 5巻 (ヤングキングコミックス)
マンガで分かる心療内科 5巻
ソウ/ゆうきゆう
少年画報社

官越家にあすなの妹が生まれたけれど。

あすなたち官越家の皆さんのボケに
心理士の先生がツッコむ模様を眺めることで
心療内科、メンタルのお勉強ができる作品5巻。
最初のうちは先生を困らせまくっていたあすなが
まともな子に見えちゃうくらいの
濃い、ツッコミどころ満載の面々のやることなすことに
心の病気の側面から解説、ツッコミを入れていく展開が
相変わらず、楽しくてタメになる。
特に、心理テストや、チェック項目付きのエピソードは
実際に自分が当てはまるかチェックしながら読めるから
読み応えも倍増。
特に、今巻は、
アスペルガー障害のチェックがあったりしたのが興味深かったところ。
自分はどうやら違うようだ、気になってたけど。

それにしても、あすなたちの父親がひどい。

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ハルカの陶 2巻

ハルカの陶 2 (芳文社コミックス)
ハルカの陶 2巻
西崎泰正/ディスク・ふらい
芳文社

素人の元OLはるかが備前焼の世界に飛び込んだことで、逆に、備前焼の世界は活気づき。

陶芸の世界、中でも、備前焼の地域を舞台とした
伝統技術と現代とが融合していく模様が面白い作品2巻。
昔気質の無愛想な職人も多い中、
天真爛漫、純真な心持ちで陶芸に取り組むはるかの
真剣な備前焼に対する思いが
はるかの人を惹きつける魅力と相まって
職人たちの心を解きほぐしていく展開から
今巻も目が離せない。

特に、今巻は、
同じ女性として、男の世界である職人の世界で苦労をしてきた先輩、
陽子と知り合ったけれど、
持ち前の性格から、色々苦労した彼女と違って
スムーズにこの世界に入り込んでいくにも関わらず、
陽子から妬まれるどころか逆に仲良くなっちゃったりする姿が
何だかすごい。
そんな、頑張っていることが身になりつつある姿を見たら、
はるかを迎えに来た先輩も
諦めて帰るしかないよね。

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ジャンル : アニメ・コミック

2012年開始

今年もよろしくお願いします。

年初から、こんな年賀状もきましたし、
今年も面白い作品を見出すことが出来れば、と思います。
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