飯田橋のふたばちゃん 1巻

飯田橋のふたばちゃん(1) (アクションコミックス)
飯田橋のふたばちゃん 1巻
加藤マユミ/横山了一
双葉社

地味めな双葉ちゃんの周りには、どこかで聞いたことのある名前な個性あふれるお友達ばかりが。

有名どころからマニアックなところまで
様々な出版社を擬人化した学園もの4コマ。
見た目に性格、言動、全てが
良い意味でそれぞれの出版社の特徴を体現している
擬人化ネタの大成功例。
パッと見て、どの娘がどの出版社か分かっちゃう
特徴のおさえっぷり、
どうせ擬人化やるなら、このくらいやって欲しいよね。

パロディネタしかないので、元ネタが分からないと面白くないけれど、
漫画読みじゃなくても知ってる有名ネタ満載だから、安心。
それぞれの出版社の代表誌の傾向や、ヒット作からの
パロディネタはもちろん、
見た目のほのぼのさとは裏腹の
ブラックなネタも満載。
特に、小学ちゃんの、○○無くしたネタ押しに
芳文シスターズのオチのない話、良いなあ。
他にも、グッと踏み込んだ、そこ触って良いの?ネタ満載、
あったあったネタや、これからも起こるであろうやらかしネタに
期待大。
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テーマ : 4コマ漫画
ジャンル : アニメ・コミック

王様達のヴァイキング 1巻

王様達のヴァイキング 1 (ビッグコミックス)
王様達のヴァイキング 1巻
さだやす/深見真
小学館

エンジェル投資家坂井が見出した才能、天才ハッカー是枝は御しがたいけれど。

自らのアイデアで創りだした資金を元手に
萌芽段階のビジネスに資金提供をするエンジェル投資家と呼ばれる男と
育った環境ゆえ人間的には成長していないけれど
ハッキング、クラッキングの腕では誰にも負けない少年とが出会い、
大きなことをを成し遂げようとすることになる?作品。
恵まれない環境で育ったために、コミュ障となってしまった一方、
ハッキングの腕が異常発達したため
社会生活に馴染めないストレスのはけ口をクラッキングに向けてしまっていた少年、是枝。
そんな彼の存在を、クラッキング元の調査の過程で知った
エンジェル投資家の坂井が、
彼の能力を高く評価し、
彼を使って大きなことをしようと自分の元で飼うことにする。
しかし、是枝も曲者、
最初は、坂井も自分の常識の通用しない彼に手を焼くが、
彼の性格を理解し始めてからは、上手く彼を利用し始める。
一方の是枝も、被虐的な育ちゆえのコンプレックスが
随所随所で歪んで暴走してしまうために、
世間に無理やり引きずり出されてからも
周りとの軋轢を自らつくり出してばかりだったけれど、
自分の唯一の才能、ハッキングの能力で人を幸せにすることを経験してからは
少しずつではあるけれど、前を向くようになる。
坂井も是枝も、世間からは浮いた存在、
そんな2人がこの世界で何かを成し遂げようと大きなことを言う、
その向かう先が興味持たれる作品。

でも今のところ、是枝の自虐的性格への嫌悪は
彼の人間的成長物語として消化できるから、
まあ良いのだけれど、
坂井の方のバックグラウンドが描かれていないものだから、
是枝に対して、自分の理想を押し付け、言葉巧みに誘導して利用し、
結果、良いようにいじくり回され、おもちゃにされているようにしか見えないのは
読んでいてどうしようもなく気分悪いところ。
是枝の能力が高すぎて、今のところは敵との対決が勝負になってないから
ハッキング対決も、その能力を駆使した問題解決も、
ワクワク感なし、もっと強い敵が立ちはだかってくれないと。

テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

パーツのぱ 8巻

パーツのぱ (8) (電撃コミックスEX)
パーツのぱ 8巻
藤堂あきと
アスキーメディアワークス

こんぱその男たちの察しが悪い上にライバル店からの引き抜きの話があったものだから、天戸さんは。

店長も店員も、何かとやらかしまくりだけど
何とか頑張って営業中の
秋葉原にあるパソコンのパーツショップでの出来事コメディ8巻目。
エロいお客さんに天戸さんが絡まれたり
ライバル店からの店員引き抜き騒動があったり
入輝の存在が忘れられたまま年末の打ち上げが始まりそうになったりしながらも
何だかんだでみんな仲良しなこんぱそは、
ラッキーパンチが当たりまくったこともあって
トラブル続きにもかかわらず、無事に営業中。
現在ならではの、
SNSで情報が拡散して
思わぬ効果が出ちゃう展開が
この舞台の作品っぽくてお気に入り。
裏を取らないで誤情報が拡散、とかね。
余計なことをして自爆するネタも相変わらず満載、
潰れない程度にもっとやらかして欲しいところ。

良い話エピソードも時々挟んでくるこの作品、
今巻は、次巻へ続く、にもなっている
店長の若いころのお話が、なかなか。
何年も前の福袋に入れた特別賞のチケットを
今頃になって持ってきたお客さんがやってきたことから始まる回想シーンが、
今へと続く、若かりし頃の店長の
良い人っぷりとヘタレっぷり、苦労させられ人っぷり、全てを
余すところなく描いていて、
見ていて楽しい。
溺愛する娘の奈瀬美が生まれる前の話、
どういうオチになっているか、
次巻が楽しみ。

中学生本楽さんも、なかなか、
でも、その頃X68が現役だったということは。

テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

ハイスコアガール 4巻

ハイスコアガール(4) 初回限定特装版 ゲームミュージックCD付き (SEコミックスプレミアム)
ハイスコアガール 4巻
押切蓮介
スクウェアエニックス

大野と一緒の高校に入れず、日高にゲームの腕が追い抜かれ、ハルオの高校生活はゲーム漬けだった頃とは見違えるスタートだったけれど。

スト2から始まったゲームセンターの対戦格闘ブームとともに成長する
ゲーム大好き少年ハルオの、色んな意味での成長物語4巻目は、
90年代半ば、高校生編がスタート。
格ゲーの、ひと通りのメジャータイトルが出揃った後の
変革が始まった頃のこの界隈、
家庭用ゲーム機の性能がPSサターンの登場で格段に上がったこともあって
ハルオも、大野と一緒の高校に行けなかった後ろめたい気持ちと、
日々忙しい高校生活なゆえ、
サターンに没頭してゲーセンから足が離れがちだったけれど、
彼が気になり、彼を追いかけてゲームを始めた同級生、日高に
いつの間にか思いっきり置いていかれてしまったために
再びハルオの心に火がつく。
新要素が追加されては淘汰され、
良い方向に昇華し始めた頃、
時代に遅れてしまった感なんかは
ハルオの気持ちが分かりすぎて、つらい。

ときメモにやられて引きこもっていたところ
自分の一番頑張ったスト2ターボや餓狼spで先輩に手も足も出なかったために
再びゲーセンに顔を出しはじめた自分と
完全に流れが重なって、目頭が熱くなる。
でも、こんなかわいい子は
どこにもいなかったけど。

ゲームの移り変わりをたどった、
おっさんホイホイ展開の面白さはもちろん、
もう一つの、ゲームを通じた青春の甘酸っぱい恋物語もまた、
日高の、大野への宣戦布告と
にぶいハルオをも炊きつける彼女の積極性により
三角関係が一番面白いところへ到達。
家出した大野と一緒に一晩過ごすハルオの
紳士過ぎる態度と
日高に突かれて、こちらも火がついた大野の行動、
ハルオの母でなくてもゴロゴロしたくなる悶え感を覚えるな。
青春まっただ中すぎる。

テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

サーバント×サービス 3巻

サーバント×サービス(3) (ヤングガンガンコミックス)
サーバント×サービス 3巻
高津カリノ
スクウェアエニックス

ルーシーがルーシーになってしまった原因の張本人は、実は。

面倒くさい市民に迷惑をかけられる以外は典型的間違った公務員像な
のんびりまったり職場の噛み合わない人間模様、3巻目。
チャラ男の長谷部と男に免疫なさすぎニブ女ルーシーの
お互いの性格が原因だったり、
新たに発覚した最難問事実の影響だったりで
2人とも相手のことを誤解したままの
なかなか進展しない2人の関係のもどかしい感じが
ますます盛り上がって面白くなってきた感じ。
誤解と斜め上発想で噛み合わない恋愛ものは、
コメディでもシリアスでも、安定の面白さ、
それに加えて、この作品ではキャラまでこじれてるから
より一層楽しいんだよね。
もうしばらく、もつれてもつれて、の展開で楽しませて欲しいところ。

テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 4巻

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! (4) (ガンガンコミックスONLINE)
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 4巻
谷川ニコ
スクウェアエニックス

友だちがどんどんきれいに大人になっていく中、智子の身には何も起こらず高一が終わろうとしている。

非モテがこじれていく姿が滑稽であるとともに切ない、
女子高生智子のこんなはずじゃなかった生活4巻目。
学校では、教室に現れたGを退治して格好良い所を見せようとして
逆に回りを引かせ、
家では、弟にウザ絡みするどころか、
弟の高校受験の願書を出し忘れて
自分と同じ高校以外の進路を絶ってしまって
立場がなくなり、
思い描いていた、明るく楽しく乱れた高校生活どころか
暗く淀んだ毎日を送るもこっち。
そんな日々を打開しようと
キャバ嬢になるなどという選択肢を本気で選ぼうとしちゃうところが
またかわいいというか、アレというか、彼女らしいのだけど、
そうやってあがけばあがくほど
持ち前のプライドの高さと弱い心のせいで
どんどん泥沼の深みにはまっていくところが
理解できちゃって、切ない。
挙句、クラスメートの会話を盗聴するようになっちゃうし、
完全に駄目なパターンだぞ、もこっち。

そんな、心にグサグサ来るネタが多めだった昨今のこの作品だけあって、
ケーキネタのオチは、何というか
ホッとしたな。

ちょっと頭は弱いけれど、ひねくれ者のもこっちと素直に仲良くしてくれるゆうちゃんが、
どんどんかわいく、エロくなってきてて、良い感じ。
もこっちの数々の悪行にも素直に反応してくれる
彼女にとっての最後の救い、ゆうちゃんとの差が
決定的に開いてしまった1年間が、
重すぎて、また。
普段のセクハラのお返しに、
黒歴史掘り返しなどのナチュラルカウンターを
繰り出して欲しいところ。

テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

げんしけん 14巻

げんしけん 二代目の伍(14) (げんしけん (14))
げんしけん 14巻
木尾士目
講談社

自分の中だけに押し留めておこうとした想いを解き放った時、斑目はようやく新たな一歩を踏み出す、ことができた?

二代目げんしけんとなって5巻目、
でも、ここ最近は、旧世代の忘れ物回収的な展開となっていた
その決着が、いよいよ。
地味主人公笹原の大学生活、の本ストーリーよりもインパクト遥かに大だった、
オタク丸出し男、斑目と
そんな世界とは無縁だったけれど
彼氏の影響でこちらの世界に来てしまった咲との
オタクと一般人の邂逅から始まった2人の関係、
それに、いよいよ一つの区切りが。

ここまで追い詰められ、促されながらも
最後まで頑なに自分の口から直接的な言葉を発しなかった斑目の
実に彼らしい往生際の悪さと、
そんな斑目を理解して、自分から話を振ってくれたり
彼の限界を察して、そして、精一杯の優しい振り方をしてくれる咲の
最初の頃からは想像もできないくらいの女神っぷりが
たまらなかった告白エピソード。
9巻で、あのまま終わっておいても良かったといえば良かったけれど、
実際にそういう場面が来てみれば、やはりスッキリして、
これで良かったのだと思えたかな。
これようやく本格的に、二代目が始まったような気分。

祭りが終わって、いつものグダグダな日々が再会してからも、
波戸がどんどん意識するようになってしまったこともあって
話の中心は斑目であることが多かったり。
モテキ到来中の斑目の着地点が
関わりのあるキャラが軒並みイロモノなために全く予想つかないので、
読み進める上では大変楽しみ。
留年ネタも、仕事辞めたネタも、あまりに現実の実例をたくさん知りすぎているので
今更感のほうが強い分、
カオスな恋愛模様?に期待大。

それにしても、巻末の
斑目世代3人組の会話に
親近感覚えまくり。
本当、自分たちの時代が終わっちゃった感いっぱいだし。

テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

キン肉マンレディー 3巻

キン肉マンレディー 3 (ヤングジャンプコミックス・ウルトラ)
キン肉マンレディー 3巻
小川雅史/ゆでたまご
集英社

パラレルワールドでも、超人オリンピックの勝者はやはり。

あのキン肉マンたち超人が
全て女性化してしまっているパラレルワールドにやってきたミートくんが、
その世界で行われている超人オリンピックを見届けるお話3巻目。
試合中も、場外でも、
グダグダながらも元の設定を活かしつつの女性キャラ化した超人いじりにより
面白パロディー作品として楽しめるのは相変わらず。
加えて、元キャラの面影を残しつつも必要以上にかわいくなってしまった超人が
これはこれで良いよね、と、別ベクトルの魅力を醸しだしてくれてるところが
この作品の良いところ。
3巻なら特に、メガネっ娘化してるブロッケンJr.がたまらないし。

対戦カードなどは、原作と若干違う部分もあるけれど、
元のストーリーをほぼなぞった展開だったので、
ここから悪魔超人編へ、というところでの終了は、
バッファローマンの女体化がなかなかだっただけに、惜しいところ。
まあ、元の世界のことを覚えているミートくんがバラバラに、では
この作品成り立たないから、
終わるにはちょうど良い所かもね。

テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

ぼくらの17-ON! 1巻

ぼくらの17-ON! (1) (ジュールコミックス)
ぼくらの17-ON! 1巻
アキヤマ香
双葉社

最初は下心で始めた俳句、しかし、自分の作品を褒められたことで、久保田はその世界にのめり込み始める。

一目惚れした女の子と仲良くなるために
彼女が好きな俳句を始めてみた男子高校生、久保田。
自分の学校の俳句愛好会の顧問の先生や先輩も女性、
邪な気持ちだらけのスタートだったけれど、
始めて間もなく詠んでみた句が
思いのほか好評価、
キラリと光る才能の片鱗を見せたことで、
俳句そのものにも、また、部員たちの目標である俳句甲子園出場にも
力を入れることに。
当初の目的の女の子には彼氏がいるらしく
残念な展開になってしまったにもかかわらず、
乗りかかった船である、皆の目標、俳句甲子園のため
この世界で全力を尽くすことになった彼の青春劇が
なかなか爽やかで熱い。
きっかけは何であれ、
自分の力を発揮できるものを見つけ出してそれに邁進する若人の姿は
美しいね。

煮え切らない日々を過ごしていた高校生たちの
俳句に力を注ぐ群像劇という点でもなかなかなこの作品。
特に、久保田の才能を認めつつも
自分が長く俳句をやってきた自負からなかなか素直になれない山本の、
久保田との関わり合いが
これまた青春してて、まぶしい。
俳句のこともほとんど知らない、チャラチャラした久保田の句に
思わずドキッとさせられたことが悔しい、というスタートから、
地方大会での、久保田を認められるようになるまでの変遷が
両者の立場、それぞれに思いがあって、
面白かった。

テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

戦国ケンタウロス 1巻

戦国ケンタウロス 1 (芳文社コミックス)
戦国ケンタウロス 1巻
荒木俊明
芳文社

武田家を支えた一人、馬場信房は、文字通り人馬一体であった?

長篠の戦いで敗れるまでかすり傷ひとつ負わなかったと伝えられる
武田家の武将、馬場信房が、
その強さの秘密が、実は人馬ケンタウロスだったから?というお話。
ストーリーそのものは、史実に沿って描かれている一方、
普段は、周りから人物的にも武力でも一目置かれる、
でも、春になると、人でも牝馬相手でもついつい発情しちゃう馬の性質を抱えた
人馬な馬場信房をはじめ、
後の信玄、晴信や武田家の武将たちなどは
デフォルメされてとてもコミカルに描かれている作品。
コメディ展開の連続なおかげで、
分かりやすく当時の歴史を何となく学びつつ
楽しめる作品に仕上がってる。
人馬なゆえの苦労や悲哀、面白ネタは
当然本当のことではないけれど、
それも含めて面白いことになってるから、よし。

テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

前略、百合の園より 2巻

前略、百合の園より (2) (まんがタイムKRコミックス つぼみシリーズ)
前略、百合の園より 2巻
須河篤志
芳文社

美園と百合、周りから誤解される2人の、お互いの誤解が解けたら。

見た目ゆえ、周りに敬遠される百合、
お嬢様ゆえ、周りからの好奇の目と誤解に晒されてきて
ちょっと歪んだ性格になってしまった美園、
百合が描く漫画を通じて友だち付き合いを始めた2人の関係が
上辺だけのものからより深いものへと変わっていく展開が描かれた2巻。
お互い、コンプレックス持ちなため、
ギクシャク多めのスタートだった2人の関係だけど、
百合の方に、クラスでの居場所を見つけられるなどの好影響を与えるようになった一方、
それを仕掛けた美園の方は、
百合が自分をほかの人と同じように「お嬢様」と敬遠しつつあることと
自分から百合が離れていくような感じもあって
ご機嫌斜め。
そんな2人が、コンプレックスからこじらせた関係を
本音で語り合える仲へと変えていく展開が
実に百合ものの王道らしい展開。
安定、安心だね。
そして何より、百合の赤面シーンが尽くよろしい。

テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

セントールの悩み 5巻

セントールの悩み 5 (リュウコミックス)
セントールの悩み 5巻
村山慶
徳間書店

様々な形態の人類が仲良く暮らす学校、しかし外の社会、世界では。

ケンタウロスをはじめ、様々な亜人種たちの日常生活、社会生活が
妙に生々しく描かれるところが魅力的な作品5巻目。
形態差別が禁止されていても、やっぱり最初は敬遠気味なっちゃう
蛇の姿の南極人、ケツァルコアトルさんがいる学校生活も
だんだん当たり前になってきて、
見た目はカオスだけどその日々はごく自然で普通、感がますます強化。
進路の悩みも、種族による暮らしやすい、にくい論が入り込んでて
普通の人間とちょっと違うベクトルが混じっているけれど、
ちょっと地方の都市の高校生ならではの
地元/都会どちらに進学する?とかの
ごく普通の悩みどころも織り交ぜられてて、
妙なリアリティを感じるところがここにも。
小さい子たちのかわいさも妙に高いし、
この、ほのぼの感は相変わらず素敵。

その一方、学校の外編では
今まであまり描かれることのなかった、差別上等、な世界が
怖いくらいのレベルの模様。
年寄りが被差別者を罵ったりとか
現実社会でもちょっと中身を変えると普通の起こってる光景なものだから
嫌な気分になることうけ合い。
ほぼ同じ見た目の人間でもこれなのだから
見た目がはるかに異なるこの世界では、と思ってしまうところも
妙にリアリティを感じるこの作品ならではの感想かな。

テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

乱視の国のアリス 1巻

乱視の国のアリス(1) (アクションコミックス(コミックハイ! ))
乱視の国のアリス 1巻
ししくらあさこ
双葉社

メガネを取ると美人どころか全ての男をとりこにしちゃうありすに、シンデレラも白雪姫も嫉妬。

普段はメガネ姿が素敵、程度だけど
現世だけではなく、本の中の王子様すら魅惑してしまう女子高生、美竹ありす。
そんな彼女に嫉妬し、命を狙うのは
あの、シンデレラやら白雪姫やら、おとぎ話の世界のヒロインたち、という
次元やら何やら超えちゃうコメディ。

本を通じて彼女と仲良くなった勇人が
メガネな姿の彼女にも十分な魅力を感じているので、
自分の相手の心を奪った憎きありすを狙ってやってくる
いろんなお話のヒロインから彼女を守ることになるのだけれど、
勇人のお人よしっぷりと、ヒロインたちのおまぬけっぷりのおかげで
毎エピソード、彼のがんばりにもかかわらずグダグダなことに。
虐げられてきた日々の末に掴んだ幸せを奪われたシンデレラも
自分に毒りんごを食べさせた義母の気持ちが理解できちゃった白雪姫も、
面白キャラに堕ちてしまっているのもなかなかだし、
そんな喧騒をものともせず、ほんわかマイペースのありすも大したもの。
ありすの正体が分かれば何となくこの展開にも納得なのだけれど、
皆がよく知るキャラたちがこんなになっちゃってる、というのが
やはり楽しいところ。

テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

千と万 1巻

千と万(1) (アクションコミックス(コミックハイ! ))
千と万 1巻
関谷あさみ
双葉社

思春期、反抗期を迎えた娘の心は、父親には理解し難くて。

父娘の家庭での、
思春期を迎えた娘とその父親が
お互い相手のことを思いやりつつも
接する方法に失敗したり、ギクシャクしたり、
微笑ましいホームドラマ作品。
中学生になった娘が少しずつ大人になっていくところを目の当たりにしながらも
女親がいないために
どう対処して良いか、付け焼刃の知識だけで何とかしようと頑張る一方、
普段は、天然気味なわが道を行く感じの生き様な父に、
思春期ならではの反抗心を抱きつつも
自分のために日々頑張ってくれているところへの気持ちは忘れない娘、という
こうあって欲しいという思春期の父娘家庭の模様を描いている作品かな。
基本真面目な上に、なかなか素直になれない結果、
父親に余計なことを言っては後悔しちゃう娘の姿が
見守り甲斐ある一方、
娘のために色々頑張る割に
気がつけばあれこれやらかしまくってる父親の抜けたところの目の当てられなさが何とも。

テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

すみっこの空さん 4巻

すみっこの空さん(4) (ブレイドコミックス) (BLADE COMICS)
すみっこの空さん 4巻
たなかのか
マッグガーデン

寒い冬も、別れの春も、哲学するには良い季節。

田舎ののんびり雰囲気の中、
小さい女の子、空のちょっと変わった気付きと
カメのプラトンの勘違い熟慮が、
普段何気なく過ごしていると全く気が付かないところから考えることの面白さを与えてくれる作品4巻。
読み解き様によっては深く考えさせられるエピソードの連続が
この作品の醍醐味だけど、
それプラス、今巻は
普通に過ごしていても色々考えちゃう
卒業エピソードもあって、
よりいっそうしんみり感たっぷり。
これは、空じゃなくても成長する出来事になりそうな。

テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

サクラサクラ 2巻

サクラサクラ 2 (少年チャンピオン・コミックス)
サクラサクラ 2巻
もりしげ
秋田書店

大人たちの思惑に振り回される超少子化時代の子どもたち、でも、学校の中だけは。

超少子化となってしまったこの国で、
大切にされる高校生、花坂春。
一方、大人たちの、彼等への裏の思惑は
厄介極まりなくて、
春たちの平穏な生活はなかなか、というお話、2巻目。
ドタバタだらけの3人での学園生活が始まってまもなく、
今の生かされ方に反抗的な桜子は
春から遠ざけられそうになるも、
桜花の救出劇と、春の機転により
無事に3人での生活が復活。
その過程では、桜花は行方不明になったり、出自の秘密が明かされたり、
春も、自分の置かれている立場をしっかり自覚していたりすることが判明して、
この、不思議な世界にまつわる事情が次々明かされる急展開の連続だったけど、
その喧騒が収まってみると、
普通か普通でないかは別として、
今までの出来事はなんだったのかレベルの平穏ネタのオンパレード。
この乖離が、もともとのもりしげ作品らしいシュールさを
より一層際立たせてくれてるな。
なぜこの展開の次にこのエピソードがくるんだ、的な。

テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

眠らないでタエちゃん 1巻

眠らないでタエちゃん 1 (少年チャンピオン・コミックス)
眠らないでタエちゃん 1巻
中村ゆきひろ
秋田書店

ついつい夜更かししちゃうタエちゃん、おかげで昼間はいつも睡魔との戦い、しかも、すぐ負けちゃう。

教室での授業中はもちろん、集会中も、体育でも、
緊張感が限界を超えた時にも、リラックスした時にも、
とにかくいついかなる時でも寝ちゃう体質の
巨乳メガネっ娘にしてドジっ娘のタエちゃん。
そんな彼女の、
寝てしまったことをごまかしたら
余計に恥ずかしい思いをしちゃったり、
あらぬ誤解を招いたり、の
おかしな方向へ事態が進展するネタが毎度楽しい。
一定パターンのネタ展開と斜め上オチは、
マンネリにならずにテンポよく楽しめるコメディ作品の良い組み合わせ。
しかも、タエちゃんの天真爛漫ちょいおバカの加減具合が程良いし。
あらゆるシチュエーションでの
居眠りしてしまったことにより巻き起こるその結果を
いろんな形で楽しめる作品か。

テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

惡の華 8巻

惡の華(8) (惡の華 (8))
惡の華 8巻
押見修造
講談社

高校で久しぶりに「何か」を見つけた春日、だが、偶然再会した佐伯にその事の実を突かれ。

鬱屈した日々から自らを解き放つつもりで
大事をやらかしてしまった、
まさに厨二病真っ只中だった中学時代の春日。
しかし、それから数年、高校生になってもしばらくその反動で
何もない空っぽな日々を送っていたところ、
久しぶりに、自分の中のものを掻き立ててくれるものに出会い
再び時が動き出す展開となったこの作品。
それを与えてくれた、かつて一緒に事をやらかした仲村の面影をどこか感じる常磐と
本を通じてつながりが出来、
彼女の書く小説に心動かされ、
彼女の彼氏との間に立つ羽目になって
面倒な事態も経験することになるけれど、
ようやっと、何かを再びつかむことができて
生気も戻ってきた春日。
しかし、かつての当事者の一人の佐伯と偶然再会したことで
当時のこと、それから数年間のことが
掘り起こされてしまう。
当時とは見た目すっかり変わった佐伯に
当時のことを封じ込めつつ引きずり続けてきた、当時とは根本的に変わっていない春日が
ある意味、容赦無い言葉を浴びせられる展開、
どちらの心情も理解できるだけに
心を抉ってくれる。

それにしても、佐伯さん、
随分きれいに、かつ、エロくなってしまって。
優等生だった子がある男女間の出来事をきっかけに
ビッチ化する実例を知っているだけに笑えない。。。

テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

戦場アニメーション 1巻

戦場アニメーション 1 (ジャンプコミックス)
戦場アニメーション 1巻
中田貴大
集英社

アニメ声にコンプレックスのあった蜜花、アニメ製作をする蟹沢に声優としてスカウトされる。

アニメ声のせいでいろいろ言われた過去から
高校では新しい自分になろうとしたけれど、
声のコンプレックスに勝てずにクラスに馴染めずにいた蜜花と、
アニメ製作にのめりこみ、留年までしてしまった男、蟹沢の、
青春をアニメ製作にかける物語。
学業そっちのけで、自らの手で至高のアニメ作品を作ろうとがんばる蟹沢に、
最初は、人に隠れて歌を歌っているところを盗撮されて
それをタネに無理やり自分の作品の声優になるよう言われた蜜花だけど、
彼のひたむきな姿と作品の素晴らしさ、
そして、少しだけやってみたアテレコの結果、
普段アニメに興味ない層にまでそれなりのインパクトを与えられたことが嬉しくて、
彼らのアニメ製作の部に入ることに。
蜜花だけでなく、皆、昔はいろいろあったけれど
今は全てをこれにかける、という青春群像劇に加え、
自信たっぷりに送り出した自分たちの作品が評価されず
上の上を見せ付けられる展開、
熱くならないはずがない。

テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

空拳乙女 1巻

空拳乙女(1) (アクションコミックス)
空拳乙女 1巻
湯浅ヒトシ
双葉社

人違いで襲われそうになった歩夢を助けてくれたのは、同じクラスの道。

空手同好会を立ち上げてみたい歩夢と、
父親の仕事の逆恨みで襲ってきた男たちを空手で返り討ちにした道、
2人の女子高生の空手ライフ物語。
中学の頃に見た空手の型の演舞に憧れて
空手を始めてみたい歩夢が
人違いで暴漢に襲われたところを、
本来のターゲットであった、道が
子どもの頃からやっていた空手で撃退したことをきっかけに、
2人で空手を始めてみたり、
その噂を聞きつけたプロモーターが
若い女性ばかりの格闘技大会に道をスカウトに来たり、
というお話。
漢くさい強烈な力と力の戦いな格闘技ものと比べると
女性の格闘技ものは迫力に欠ける分、
華麗さで描かれることになることが多いのだけれど、
それに加えてこの作品では、まずは
あえて自分が見世物にされる場に飛び込む展開で、
女子格闘技ものならではだな、と思わされ。

テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

とめはねっ! 11巻

とめはねっ!鈴里高校書道部 11 (ヤングサンデーコミックス)
とめはねっ! 鈴里高校書道部 11巻
河合克敏
小学館

一条が夏休みに三浦先生に指導を仰ぐことにした理由は、次作のためだけではない?

日々の活動はゆるゆるだけど
作品作りは全力、な
書道部物語11巻目。
柔道の方で着実に実績を上げている望月に対する柔道部の締め付けが強まる中、
一緒に過ごす時間が減ってきているのに相変わらず積極的に動こうとはしない縁は、
三輪加茂コンビだけでなく、
普段あまりそういうネタに絡まない島さんにまで
しっかりしろとハッパをかけられる始末。
夏休みを利用して三浦先生のところにやってきた
望月の幼なじみ、一条にプレッシャーまでかけられて
すっかりヘタレてしまった縁。
かなの書で良い賞をとり、自信を持って良いところなのにこの体たらく、
かわいいといえばかわいいけれど
草食ここに極まれりという感じでもあり。
だからこそ、男性が苦手な大槻さんとも仲良くやれるんだろうけど。

テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

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