もやしもん 9巻

もやしもん(9) (イブニングKC)
もやしもん 9巻
石川雅之
講談社

祭りが終わり、沢木たちは、発酵と食糧問題と、遥の金持ち度合いを考える。

菌が見える特殊能力持ちの主人公が全く目立たない
理系の大学生活もの作品9巻は、
大イベントの後、ということもあり
ちょっとまったりダラっとした感じの展開に。
ビールの加納さんも、畜産メガネっ娘も出てこなくて
寂しい限り。
とはいえ、扱われたテーマはなかなか大きく重いので、
読み応え自体はなかなかのもの。

食料自給率の話は、
世の中の風潮に流されず、菌類の作る食物最強、な作品だけあって
日本の自給率低い?何それ?、な論調が強く。
まあ、どちらの物の見方も一理あるわけで、
どっちが正しいかなんて結論づけなくても良いんじゃないの?が
感想かな。
その後の、添加物の話も、
発酵すげー、でも添加物も余裕、な論調になってたし、
あまり難しいこと考えないで良いんじゃない?って事だと思うな。
通説を代弁してた小坂さん、
ちょっとかわいそうだったけど。

樹先生や、遥武藤コンビによる将来についてのお悩み相談など、
研究者とは何ぞや、というお話も盛りだくさんだったかな。
スポンサーの話とか、自分の研究にのめりこんでしまってという話とか、
実際にその中で生きている者の感想としては、
半分正しいけど半分は違うなあという印象。
スポンサーの話なんかは、順番が逆なことも多いし、
自分の研究云々なんて、
このセリフを発した樹がまさにそうじゃん、とかいう気も。
まあ、研究者がやりたいことをやりたいようにやってるってのは嘘だよってのは事実だよね。
そういう意味では、遥が武藤に同じ道を進めなかったのは正しいと思うなあ。

真面目で重い話題の多い作品だけど、
楽しいネタもたくさん含まれてるから読みやすいんだよな、
という訳で、9巻では、
今まで何度も描かれてきた長谷川遥の家の金持ちっぷりが
その人生と共に描かれ。
ストーブ、インスタントラーメンと関わることなく育ち、
リムジンやプライベートジェットが即調達できる生活環境って
何というファンタジーなお嬢様。
そんな、無茶苦茶な常識はずれの金持ち娘だからこそ
美里とくっついたら面白いのになあ、
周りの皆からもこの2人はくっつくべきだという認識になっちゃってるんだし。

次巻は、今巻の終盤から再登場し始めた白ゴスロリ、マリーの話のようで。
黒ゴスロリの結城と対峙して欲しいのだけれど、
どうかね?
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テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

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