ホリィさんが通る 2巻

ホリィさんが通る(2) (角川コミックス・エース 255-2)
ホリィさんが通る 2巻
大庭下門/岩井恭平
角川書店

誰かの妄想が現実となって暴走する様になってしまった原因を探る羽目になってしまった想像力ゼロの現実主義者アキラ。

みんなの心の内に秘めた妄想や願いが大暴走して大変なことになる街のお話2巻。
暴走した妄想に乗ることができずにひどい目にあいまくる日々を送るアキラ。
平穏な日常を取り戻すため
かつて妄想を暴走させてしまったことのある小嶋や小日向とともに
次々暴走する妄想を抑えにかかることになったのだけど、
触った人の妄想を現実にしてしまう少女、ホリィの現実逃避癖と
ホリィに触られてないのに妄想が暴走しまくる事態に
アキラの苦悩は深まる一方。
しかし、ホリィの監視役にして、アキラと同じ現実主義者のドク子が現れ
妄想暴走の犯人探しをした結果、
意外な人物がその元凶で。
1巻から伏線的描写はいくつもあったのだけれど、
やはりそういう事だったのね。

少年の大好きなモビルスーツ、ゲルググが現れてビームナギナタを振り回したり、
ラブレターを渡したくても渡せない子が
出会った人に片っ端からその手紙を渡しまくってしまったり、と
今巻も、妄想を抱えた子たちの思いが現実になって
街中大変なことになるだけでなく、
魔女として育てられ、この世に恨みを抱く破滅主義者のマリーが
自分の妄想を現実化してくれるホリィを追ってやってきたりして
この世界そのものが大ピンチに。
マリーの場合は、現実になってもらってはシャレにならないけど、
その辺の子の妄想は、現実になっても
微笑ましいの延長くらいで済むかなあ、と思ったり。
さすがに、ゲルググで暴れまわられたりしては
たまらないけど。

マリーの事態は、平穏で普通な日常を求めるラスボスの妄想現実化により
一応収束したのだけど、
今度は、いろんな人の妄想がかなってしまうという
ある意味困った世界になってしまい。
ちっちゃくて平べったくて根暗なメガネっ娘の小日向は、
1巻のようにグラマラスで仕切り屋になっちゃうし、
ラブレターの子は、憧れの男と付き合っちゃうし、
本人も、自分の理想通りの役回りで日常生活を送ってるし、
真実を知るアキラだけがこの世界に馴染めず違和感を感じ続けることに。
ある意味では過ごしやすいのだけど、どこか奇妙な
そんな世界にしてしまった彼女を救ったのは、
アキラの現実主義と、その裏で抱えていた本音。
自分が分かってもらいたければ
世界を変えるんじゃなく自分が変わればいい、ってセリフ、
なかなか心にズシッとくるものがあるなあ。

ホリィ、小日向になっつん、ドク子、と
メガネ率高い作品だったなあ。
そういえば、なっつん、最初から出てたけど、
妄想を解放することもなく
ストーリーに絡むこともなく終わっちゃって
大変もったいないキャラだったなあ。
サバサバした良いツレって感じの子だったのに。
小日向とちょっとキャラかぶっちゃったのが良くなかったかね。
スポンサーサイト

テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

コメントの投稿

Secret

最近の記事
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最近のトラックバック
カテゴリ
FC2カウンター
RSSフィード
web拍手
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク
特にお気に入り
ブログ内検索
モンコレやってたり
購入予定