テラフォーマーズ

テラフォーマーズ
橘賢一/貴家悠
集英社
テラフォーミングした火星に向かってみると、そこにいたのは。
本年もよろしくお願いいたします。
毎年、年末年始は、話題になったりしている作品のまとめ読みが捗るので、
今年も、某1位の作品を読んでみたり。
人口の増加が止まらない問題を解決するために
火星をテラフォーミングして
移住する計画を実行したものの、
その際、火星をあたためる為に使用したのが、苔と、ゴキブリ。
しかし、環境が変化したため
次の段階に進むために、それら生物を掃除するために向かったものの
火星の苛酷な環境で進化してしまったゴキブリたちに襲われてしまったことで、
人間とゴキブリの戦いが始まる。
運動能力そのままに人間サイズで人型になったゴキブリの圧倒的な力を相手に
人間側は、後天的に他の生物の遺伝子を組み込むことでその能力を得ることにより
苛酷な火星の環境で生存しつつ敵と戦う。
そんな、近未来的SF設定と、圧倒的力を持つ異形のものたちとの戦い、人間模様も含め
全ての面で引き込まれる作品。
特に、容赦ない敵の力と、変身して戦うという設定の
戦闘シーンの描かれ方が
格好良いし熱いし、良いね。
それにしても、
この作品といい、進撃の巨人といい、
あのランキングを決める人は
こういう系統の作品が好きなのかね。
これがトップに来ていることへの納得感がすごくあって。
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