ULTRAMAN 4巻

ULTRAMAN 4巻
下口智裕/清水栄一
小学館クリエイティブ
ULTRAMANとしての自分を覚悟し、危機に覚醒した進次郎の次なる相手は。
巨大化しない代わりに
バトルスーツ姿で怪獣と戦う新世代ウルトラマン、4巻目。
あの早田の息子、進次郎も、
セブンとして戦う諸星弾も、
技の名前は昔のままなはずなのに
それを繰り出すシーンは実に現代風、
メカメカしい姿が今巻も相変わらず格好良いね。
ストーリーの方は、
自分の特殊すぎる体質に元々戸惑いがあった上、
実際にULTRAMANとして驚異的な力で敵を倒してしまったことで
自分のやったこと、これからやるかもしれないことに疑問を感じていた進次郎が、
ふとしたきっかけで自覚を新たにし、
自分を試すために仕組まれた騒動の最中に
持てる力を覚醒させたことで、
戦うことで皆を守る覚悟を決めることに。
疑問を抱えたまま戦うヒーローも悪くないし、ストーリーも面白いけれど、
やはり、戦う姿は、持てる力をフルに投入しているときの方が美しく格好良いもの。
いろいろきな臭い展開に巻き込まれることになる進次郎だけれど、
身も心も本気になったことで
より一層格好良く戦う姿に期待大だな。
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