銘高祭! 2巻
銘高祭! 2巻
TOBI
芳文社
自分たちの手で作り上げた文化祭がついに始まる。
とある高校の文化祭を、準備から後日談まですべて描いた作品2巻。
文化祭の開催そのものは、1巻で大ヤマを超えてしまったので
後は各人が準備するだけ、という状況だったのに対し、
人間模様の方でいろいろと波乱が。
やはり、こういうイベントは、
イベントそのものよりも、
新たな人間関係の構築とか色恋沙汰とかの方が
フィクションでもノンフィクションでも面白いやね。
主人公のみちえも、たけるが銘高祭に来れなくてがっかりな状況になってしまったし、
何より、桐原の周りがとても騒がしいことになってた2巻。
慕ってくれる後輩を泣かせてまで自分の想いを貫いたけれど、
この結末は。
でもまあ、実際そんなもんだろうね、
彼らしい最後だった。
あんな純粋でかわいい小夜子泣かせたバツか。
ひかりたちは順調、
灰原先生ももう口は出さず、ということで
出番が少なかったのはちょっと残念。
全編にわたって活躍したのは、
みちえに生徒会長、桐原、そして、
新聞部の倉田でしたな。
倉田さん、散々ひっかき回すだけひっかき回して終了、だったけど。
色んなエピソードで鍵を握る役割も果たした面白キャラだっただけに
少しは色恋話みたいなものも見てみたかったかな。
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