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いばらの王

いばらの王 (1) (Beam comix)
いばらの王
岩原裕二
エンターブレイン

石化病の治療法開発を待つためコールドスリープに入ったカスミたちが目覚めてみると、そこは。

廃墟と化し、獰猛なモンスターが徘徊する古城からの脱出劇を描いた作品。
今日から劇場版が公開、ということで
読み返してみましたよ。

細胞が石化して死に至る病、メデューサの治療法が見つかるまでコールドスリープに入っていた人々が、
目覚めた果てに見た異形の世界で
生き残るべく戦う様子を描いた作品。
メデューサとは何なのか、の謎を
怪生物と戦いながら解いていく過程が、
病気の発症の恐怖と隣り合わせながらも
必死に生き延びようとする姿の美しさとともに描かれており、
これが何ともスリリングで熱い。
6巻一気読みも余裕なくらいの
息をつかせぬ展開ですよ。

何に対しても内気で弱気でネガティブだったカスミが
この退廃的な世界の真実に触れながら
精神的に成長していく姿も
この作品の見所の一つ。
石化病に双子の姉妹シズクとともにかかってしまったものの
自分ひとりがコールドスリープにより助かってしまったことに対する悔恨の情が
この作品のストーリーの根幹に
こういう形で絡んでるとはね。
最後には真実を知り、
ハッピーエンドとはいかないけれど
カスミとシズクが再び心を通い合わせることができたのだから
まあ良かったのかな?

それにしても、
これだけのアクションに耐え抜いたメガネの頑丈なこと。

ゼウスとマルコの戦いも見ものだったけれど、
このサバイバル劇で
カスミと共に戦い抜いたメンバーの中で一番印象的なキャラは
やはりキャサリン。
絶望的な状況で目覚めたメデューサに感染した他の人たち同様
最初は生きる希望をほとんど失っていたけれど、
マルコたちの活躍と幼いティムの存在を通じて
自分の生きる意義を見出すキャサリン、
しかし、生き延びていたメンバーの中で唯一メデューサを発症して石化が進行してしまい、
最後はティムたちを助けるために自ら命を絶ち
怪生物となる。
まさに、この作品を体現していたキャラクターだったね。

謎解きに加えて
アクションシーン満載な作品だっただけに、
アニメでそれがどこまで再現されてるかは気になるところ。
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テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

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