薄命少女

薄命少女  (アクションコミックス)
薄命少女
あらい・まりこ
双葉社

余命1年と告げられた少女、佳苗の、明るく愉快な残された日々。

余命1年を宣告されてしまった女子高生、佳苗が
最期の1年を精一杯明るく楽しく姿が
悲しく寂しく描かれつつも、
あまりのブラックな余命ネタについつい笑わされてしまう作品。
余命いくばくもない佳苗が
自分がもうすぐ死ぬことをネタにしたセリフを連発するものだから、
面白いやら切ないやら、
なんともいえない読了感。

そんな佳苗の日々は、
家庭の方は、素敵過ぎる親娘関係な父との2人暮らし。
娘の将来を悲観して
身を削ったり飲んだくれたりしてしまう父の姿は
寂しすぎる。
一方の学校生活は、
自殺しようとしていた同級生の田中と仲良くなったり
その田中にストーキングされたり。
さらに、バイト先の本屋では、
店長に誘われたり、同僚の風間さんに良い感じにボケてもらったり、
後に田中をめぐるライバルとなるとともに
物語の重要な立ち位置をとることになる志穂と出会い。
いずれの場面でも、佳苗の放つ言葉の一つひとつが
自分の死と直結しているものだから、
心に突き刺さるけれども面白おかしくて
切なくなるんだよな。

前半は、ブラックネタ超連射だったのに対し、
後半は、物語の核心へと迫る展開。
しかも、死期が迫るにつれて、
余命ネタがどんどんシャレにならなくなってくるし。
佳苗と志穂の関係を始め、
父のことや母のことが次々に明らかになって、
佳苗も真実を知ることができて良かったんじゃあないかと。
その上でのこの結末、
泣ける。
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テーマ : 4コマ漫画
ジャンル : アニメ・コミック

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